【七輪陶芸 日々の記録⑪】庭先で焼くときの注意点。専用の場所があればベストです!
2020.06.17
ところで、七輪で焼き物が作れる!!とわかったら、誰だってやってみたくなりますよね。
だけど、そのためには、
◎自由に火を燃やせる場所が必要です。
※まれにマンションのベランダとかでやっている人もいるみたいですが、やっぱりそれはかなり危ないと思います。絶対にやめた方がいいと思います。
めっちゃ火の粉舞うし、わりと派手に炎が出ますから。
私の場合、二拠点暮らしの一方が里山の古民家なので、庭先のどこでも出来そうなものですが、結構焼く場所には気を使います。というのも、家が道路に面していて、死角がないので、庭にいる=道ゆくご近所さんと顔を合わすことがよくあるからです。
◎軒先に七輪を出してサンマを焼くとか、BBQを楽しむのと、七輪陶芸の決定的な違い、それは、焼成温度です。
焼き物に必要な温度は素焼きで800度、本焼きだと1,200度。
ここまで温度を上げるためにドライヤーで風を送り続けて、ゴーゴーに燃やすわけなので、
周囲に燃えやすいものがないように気を配ることは必須であります。
◎囲いを作ったり土間でやってみたり、試行錯誤しています。
わたしなりの工夫と、それぞれの良い点悪い点を整理してみます。
①土の上に囲いを作る
石を積んで囲ってみました。
もともと剪定枝とか燃やしてた場所です。
ただ、すぐそばを人が通るので、気を使うことに変わりありません。
あと、道具と水を運んだり、ドライヤーを使うために、電源をのばしてくる必要があって、ちょっと面倒。
②七輪を囲ってみる
次に耐熱レンガで七輪を囲ってみました。
ちゃんと場所を決めて、耐火セメントで固定すればアリかも。
レンガが重くて、準備と片付けが手間です。^^;
ドライヤー用の電源は必要。
良いところは、レンガをガタガタに置いたので、作品や道具の一時置き場がいっぱいできること。
③土間の中で焼いてみる
古民家の土間です。
里山にある多くの古いおうちでは、母屋と離れとか、母屋と倉庫とかをつなぐ土間があります。コンクリートの床と、トタン屋根が特徴。うちにもそんな土間があって、ここには写真に写っているようなおくどさんや薪風呂用の窯もあります。なので、ここで火を使うことにそんなに抵抗はありません。
が、、、
空間が限られているのと、柱も扉もぜんぶ木でできているので、煙、火の粉や炎の吹き出し時にはかなり緊張感があります。おくどさんや薪風呂の窯にはちゃんと煙突ついていて、安全に燃やせるようになってるからね。古い木造家屋なので、絶対安全!!なようにしておかないと、自分の気持ちが落ち着かん、、。
ただし、ここなら人目を気にせず焼けるのと、すぐ近くにコンセントがあるのが良いところです。
そして水場がすぐそこに。
実は台所もすぐ横にあるので、私的には一番便利。
ただし、自然の中で鳥の声をききながら、そよぐ風を感じながら、という楽しみはありません。
やっぱりこの景色の中で焼く方が気持ちいいのですが、
まだいろいろと試行錯誤してみようと思います。