【七輪陶芸 日々の記録⑤】二度目の素焼き〜本焼き。またもや同じ過ちを繰り返す。
2020.04.25
先日の赤荒土とシャモット入り土で成型したダイジョーブくんを素焼き。
作品数が多いので、前回の反省から二回に分けて焼きました。
割れもなく、素焼き完了。
2020.04.28
透明釉を筆で塗って、本焼き。
ここで!また同じ過ちを繰り返してしまいました。
全部のせてる、、。(^^;;
1回目の本焼きで、最後七輪の炭の中に入れることができるのは1個から2個だけだぞ!っていうことがわかったはずなのに、そんないっぺんに焼かれへんって気付いたのに、なんでこうなるのか、、、この時点ですでに冷静さを失っています。
今後人から、七輪陶芸ってどんな陶芸?って聞かれたら、「冷静さを失う陶芸」と答えることにします。
それでも一応最後まで焼きました。
遠火から徐々に温めていき、
徐々に送風口を開けていき、
炭を足して、フタもして、
1時間ぐらいかけて温度を上げていきます。
この時点で数が多いが故の不都合が出てきます。
不都合①/作品の向きを変えたり、ひっくり返したりしたいのに、うまくできない。
不都合②/途中で炭を足すときに、作品を移動させるのが大変。
不都合③/どんどん気持ちが焦ってくる。
それでも途中で止めることはできないので、
この後炭の中に入れてドライヤー送風をして本焼きしました。
【結果】
◎全部、焼きが甘い。(温度が上がりきらんかった)
◎ツノが取れたり、欠けたものがあった。(動かした時あたった)
◎下の方中心にヒビが入った。(急熱?か、足の接着部分)
◎釉薬のムラがそのまま出た。
◎爆ぜた炭や灰が作品についてしまった。
今回の感想は、とにかく大変だったということ。七輪で炭を燃やし続ける七輪陶芸。焼くものの数が多いとそれだけかかる時間が長くなります。全部で4〜5時間ぐらいかかったかも。もう、後半は太陽の暑さと炎の熱さと焦りと疲れで、ちょっとなげやりになってしまいました。
●次回気をつけること
たくさんをいっぺんに焼かない。
七輪の中の炭の中におさまるサイズで作る。
きっちり温度を上げる。
無理に釉薬をつける必要はない。
缶と七輪の間の隙間をなくす。