【七輪陶芸】ダイジョーブくんがいればだいじょうぶ。

ダイジョーブくんという、やきものでできた神様を作っています。

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【七輪陶芸 日々の記録④】七輪陶芸での土選び。理屈だけじゃない感覚的なもの。

2020.04.22

 

ネットショップで土を買ってみました。

七輪陶芸ではヒビや割れが起きやすいので、

熱に強い土を選んだ方がうまくいきそうです。

《購入したもの》

◎シャモット・・・1キロ374円(陶芸.comさん)

◎赤荒土・・・10キロ1.090円(泉陶料さん)

シャモットっていうのは、耐火性の土を高温で焼いて、細かく砕いて粒状にしたもののことで、砂みたいな感じ。これを土に混ぜ込むことで、耐火性がアップして割れにくくなるという記事をいくつもみたので実際にやってみることにします。

 

成型し比べてみました。

①赤荒土100%・・・ざらつき感はあるけども、成型はしやすい。ダイジョーブくんを作るにはぎりぎりの荒さ。

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②シャモットを10パーセント混ぜ込んだ赤土・・・思った以上につぶつぶ感が出て、小さな作品には不向き。少し作りづらい。

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【結果】

今回作ってみて気づいたのは、

成型しやすいかしにくいか、ではなくて、

土の触り心地って大事だな、ってことでした。

陶芸は素手で土を触るわけですから、ダイレクトにその土の感触を感じます。

一口に「土を触るのが好き!」と言っても、触ってて気持ちいい土とそうでない土があります。シャモットが入った土は、あまり心地よくない手触りでした。むしろちょっと嫌かもしれん。なんか、異物感みたいのがどうしてもありました。(あくまでも個人的な感想です)

私の場合、陶芸をする理由の一つは、土を触ると安心する、落ち着くってことなので、この土の触り心地は結構重要です。

ということで、

今後シャモットを使うことはなさそう、、。

あ、でも割れにくい土を作るのが目的なら、砂(シャモット)を混ぜることは必須かもしれません。なんせ温度管理の難しい七輪で焼くわけだから。笑

目的はなんなのか、を自覚しとくことが大事ですね。

しばらくは購入した赤荒土で作ってみます。

 

七輪陶芸の土選びについては、

吉田 明著『すべてができる七輪陶芸』にも詳しく載っています。

この本はただの指南書じゃないです。もう、なんか、元気が出るし、勇気がわきます!

陶芸って、どんなに素人ががんばってみても、陶芸教室に通わない限り、家ではできないんです。それはやっぱり窯の問題があって、例えば手芸とか音楽とかだと、個人でコツコツ制作活動していつか発表して、ということができるけど、陶芸ではそれはできない。そのジレンマみたいなものを、この本は爽快に吹き飛ばしてくれます。写真を見てるだけでも、ああ、自由だな、楽しそうだなーって思います。

興味ある方にはおすすめの本です!よかったらネットで検索してみてね!

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