【自宅陶芸:成型】ダイジョーブくんはまんまるのボールから生まれます。
まん丸で、中が空洞で、これ一体どうやって作ってるの??と、よく言われるダイジョーブくんですが、実は器を作るのと同じような手順で作っています。
①まず、手ろくろの中心に小さく丸めた土をのせて、少し平らにします。
②紐作りでお湯呑みのような形を作っていきます。
③ある程度の高さになったら、径をすぼめていきます。
④すぼめてすぼめて上の方の粘土をつまんで、閉じてしまいます。
⑤きれいに均して、木の板で叩き、丸い形にします。
⑥手ろくろから切り離して、下の余分な土を削り、同様に木の板で叩いて丸くします。
⑦手のひらに乗せて、まんまるになるように木の板でぺんぺん叩きます。→乾燥
⑧耳と足を作る→乾燥
⑨ある程度乾いたら目と口をくり抜いて、鼻をつけ、耳と足をひっつけて完成☆
ダイジョーブくんを作っていていちばん快感を覚えるのは、
まんまるのボール状になった時です。
木の板で叩くのは、土を締めるという意味があります。
紐づくりを立ち上げるときも叩きながら。
丸くなってからもしっかり叩いて強い子に仕上げます。
まだ目も開いてない、
耳も鼻も口もついてない、
命が吹き込まれる前の、ただのまんまる。
この先どんな個性を身につけて、どんな人生を送るのか、
どんな表情を見せてくれるのか、楽しみすぎる瞬間です。