【七輪陶芸】ダイジョーブくんがいればだいじょうぶ。

ダイジョーブくんという、やきものでできた神様を作っています。

ブログは移転しました。 約3秒後に自動的に移転先へ遷移しますのでお待ちください。

自動的に切り替わらない場合は以下のURLをクリックしてください。

【陶芸教室の選び方】私の経験その④→会社の近くの教室へ。仕事帰りの陶芸は良いことだらけでした。(28歳ごろ)

陶芸の歴史その③で、自分のペースで陶芸を楽しみたい気持ちを確認したわたしが次に探したのは、仕事が終わってから行けて、夜のコースがある陶芸教室でした。

幸い、当時勤めていた会社があった南森町の近く、天神橋筋商店街の一角にいい教室があったので、今度はそこに通うようになりました。個人経営だけど、広くて設備も充実してて、生徒さんもたくさんいて、各々好きに作陶するといった感じで、何もかもがちょうどいい塩梅でした。

わたしは陶芸の基本的なことはそれまでにだいたい経験していたので、先生も、「なにかわからないこととかあったら聞いてねー」ぐらいのゆるーい接し方をしてくれたのがとても良かったです。

そしてなぜか、陶芸の歴史その③で同じく生徒さんだった、ある製茶会社の社長さんも、わたしに引っ付いてこの教室に移ってきたので、(この方はストーカーではなくて、わたしの熱烈なファンだった。)他の人と新しくコミュニケーションをとる必要もなく、作陶は自分のペースで黙々とできて、ほんまに、すべてがちょうど、いい塩梅でした。笑

 

ダイジョーブくんが生まれたのは、この教室に通っていた時でした。

ずっとなんとなく続いていた趣味の陶芸でしたが、実はわたしらしい作品というものができないことが悩みでした。お湯のみもお皿も、あまりきれいな形に作れないし、どう作ってもなんか普通になってしまう。もっと、独創的な、わたしにしか作れないものってなんだろう。もっと楽しいものが作りたい。作ってて、出来上がって、笑っちゃうものが作りたい!!

長年陶芸教室に通ううちに、ただ食器を作ることでは物足りなくなっていたわたしは、この頃からマグカップに顔をつけたり、花瓶に顔をつけたりするようになります。太陽の塔をイメージしたりして、岡本太郎さんには相当影響をうけています。)当然使いづらいし、なんのために顔がついてるのかわからないし、先生も毎回コメントに困っている様子でした。そのうちに、もう器の部分がなくなって、ただ、笑っている顔がついている置物=ダイジョーブくん)を作り始めるようになりました。

※この、ダイジョーブくんを作るようになった心因的な理由は、また別カテゴリーで記事にします。

しばらくそんなことを続けていたら、他の生徒さんが、教室の乾燥棚に置かれたわたしの作品を見て笑ってくれるようになったんです。わたしがその作者とわかると、笑いながら「ずっと気になってたんです!これはいったい、なんですか??」と話しかけてくれたりしました。

わたしは気づきました。

わたしが楽しくて、わたしが癒される、ただそのために作っていたのに、見知らぬ誰かまで笑顔にすることができる!!!

これが、ダイジョーブくんにはすごい力があるんだと確信した、最初の出来事でした。

 

そんな感じで、作陶を楽しんでいたわたし。ここで、会社帰りに陶芸教室に行くことのメリットをいくつか挙げてみると、、、

◎早く教室に行きたいから、昼間の仕事にやる気が出て、がんばれる。

◎夜ご飯を食べる時間がなかったので、お腹が空いた状態で作っていた。つまり、すごい集中できた。

◎教室から家路につく時に感じる、1日の充実感がすごくあった。

◎製茶会社の社長が、毎回豪華な車でわたしを家まで送ってくれた。(これはオマケ)

◎オフィス街にある教室は先生も生徒さんも垢抜けた人が多く、いい影響をうけた。

 

と、いろいろ良いことだらけでした!

 

この教室には結婚で神戸に引っ越すまでの数年間通いました。

一口に陶芸教室といってもいろんなタイプがあります。

通いやすさや教室の雰囲気、先生の個性など、実際に行ってみないとわからない部分が多いです。なので、まずは行ってみて、合わなかったら辞めて、また次を探せばいいと思います。

そうやって教室を転々としているうちに、自分がいったい何を大事にしたいのか、何が作りたいのかが、だんだん見えてくる気がするんです。

 

もし陶芸やってみたいけど、、と悩んでる方がいたら、

わたしの経験が役に立つかわからないけど、参考にしてください。

 

お読みいただきありがとうございました。^ - ^