【自宅陶芸:素焼き】難かしく考えないでだいじょうぶ!失敗しないための4つのポイント。
陶芸で作品を作る工程は、大きく次の4つがあります。
①成型→②乾燥→③素焼き→④本焼き
七輪陶芸の本やブログ記事などを見ていると、
ほとんどの人が、「素焼きがいちばん難かしく大事な工程だ!!!」って書いてありますが、そんなことはありません!
私がこれまで作ってきて思うのは、
「素焼きまではどうにでもなる。丁寧に作れば100%失敗しない!」
というのが実感です。
実際七輪陶芸を始めてから、素焼きで失敗したことはほとんどありません。
あったとしても明らかな原因(触ってて転がったとか)があってのことです。
私が実行している、素焼きを失敗しないための4つのポイントは以下の通りです。
①成型の時に、木の板で叩いて土をしっかり締める。
②厚みが均一になるように作る。
③しっかり乾燥させる。
④素焼きにはじっくり時間をかける。
これに加えて、素焼き時の工夫としては、
●七輪の上にかさ上げできるような鉄製の枠や缶を置いて、遠火で焼き始める。
●アルミホイルで包んで焼く。(作品が汚れないし、熱伝導率が良い気がする)
というようなことをしています。
そして遠火で十分に熱くなったら、少しづつ火の近くに持っていって、
色が変わるまで焼きます。この工程に最低でも1時間かけています。
ちなみにこれは唯一の爆発例。
これは中が空洞でない作品、つまり、土の塊みたいな作品だったので、
一見乾いているようにみえて、中心部に水分が残っていたと思われます。
こんなちっちゃなものでも、爆発音はかなり大きくてびっくりしました。
ま、ダイジョーブくんは爆発してもかわいいんですが。笑
そんなわけで、
ポイントを押さえれば素焼きまではきっとうまくできるよ!というお話でした。